2012年6月4日

Return of the Repressed: Destroy All Monsters 1973-1977

Return of the Repressed: Destroy All Monsters 1973-1977

パンクバンドでアート集団でもあるデストロイ・オール・モンスターズの作品集。
今年亡くなったMike Kelley(マイク・ケリー)をはじめ、 Cary Loren(ケアリー・ローレン)、Niagara(ナイアガラ)、Jim Shaw(ジム・ショウ)という4人のメンバーのそれぞれの絵や写真等が収められている。

メンバーはマイク・ケリーくらいしか知らなかったのだけど、本書で注目したのは女性メンバーのナイアガラ。
表紙左下の人ですね。見るからにパンクだな。

彼女の作品がなかなかかわいいのだ。
色鉛筆で描いたドローイングやコラージュ。
もちろん毒もある作風だけど女性らしさが際立つ。
Destroy All Monsters Magazineの表紙の絵もおそらくこの人のものだ。

オフィシャルサイトで観られる作品はスタイルが確立されておりそれはそれで面白いが、本書の掲載作品はもっと以前のものだと思われる(推測だけど)。

なお、ナイアガラはDAM解散後はストゥージーズのメンバーとDark Carnivalというバンドで活動。
個人ではHYSTERIC GLAMOURとコラボレーションもしたそう。

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