2008年7月29日

FUJIROCK08 memo


去年、友達と行って楽しかったので、調子に乗って今年も参加してきた。
今回はなるべく詳しくメモっとこうと思う。


24日(前夜祭) :テントの場所取りのため、去年より早く行ったが ほとんど混み具合は変わらず、去年と3メートルくらいしか差のない場所にテントを張った。友人が新しいテントを買ってくれたため今回は窓&前室付きにレベルアップ。 その分、組立は面倒だった。
18時、会場オープン。 前夜祭の出演者は当日発表なのだけど石野卓球とBRAHMAN以外は知らない人で 結局、卓球を少し見ただけ。あとはオアシスエリアで飲んだり食ったり盆踊りしたりで過ごす。
友人は盆踊りやぐらの大食い大会に出れなかったのを悔しがっていた。(何しにきたんだ・・) トイレに入ってるときにマイブラのリハーサルらしき音が少し聴こえた。


25日(1日目) :晴れ。太陽が昇ると暑さで強制的に起こされる。 今年はとにかくたくさん見たいので、風呂を会場近くの旅館で午前中に済ませントに戻る回数も最低限にする。なので午前中の出演者は見られないが午後は気楽になれる。
最初はレッドマーキーでミッドナイト・ジャガーノーツという知らないグループを見た後グリーンステージにてプレシデンツ・オブ・USAを座って見る。このバンドは高校の頃よく聴いてので懐かしい曲があった。
ホワイトステージでジェイミー・リデル、アヴァロンで多和田えみ、ホワイトに戻ってケイトナッシュ、ヘブンでジェイソン・フォークナー、オレンジコートでオゾマトリをちょこちょこと見る。
この時点で携帯がおかしくなり、友人と連絡が取れなくなって困った。充電がうまくいかない。充電器の電池を換えたらなんとかなるだろうか?会場広いから携帯は必要だ。考えてみると、フジロックの歴史は携帯電話の普及とほぼ同時期なんだよね。
ヘブンに戻って、楽しみにしていたマイス・パレード。ジャンル分けすると音響系とかになりそうだが、ただのコジャレた音楽ではなく、熱いものが感じられた。このライブは素晴らしかった。夕暮れ時にも合ってた。
コンビニまで歩いて、電池を買う。これで充電してみたら、なんとか直った。でも、僕の携帯はもう寿命なのだろう。
友人と再会し、食べたりしてから一緒にグリーンステージへ。この日のトリのマイ・ブラッディ・バレンタインは二人とも好きで、今回の目玉だった。17年ぶりの来日とのことで、ニュー・オーダーみたいに普通のオッサンになってたらやだね~、などと話していたが、ルックスはあまり変わりなし。メンバーはほとんど動かず無表情でひたすら演奏。ラストはメロディのない轟音が20分くらい続き、 友人は「付き合い切れねえ」と言ってオレンジに行ってしまった。 もっとたくさん曲をやってほしかったがやっぱりマイブラはよかった。
この後、ホワイトでやってたブーツイー・コリンズを少し見たがマイブラの後にこの世界に切り替えるのはきつい・・。結局、僕もオレンジの電気グルーヴを見に行く。マイブラ見た人達が続々流れ込み、入場規制の可能性もあったがギリギリで入れた。電気終了直後、DJがポニョの歌をかけて、場内が沸く。僕はテレビをほとんど見ないから、初めて聞いたのだけど、これすごい耳に残るね・・。

26日(2日目):この日も暑さで起きる。隣りのテントの外人がアコギを弾いていて、これがすごくて感動してしまった。ツェッペリンの「ゴナ・リーブ・ユー」やクリームの「サンシャイン・オブ・ラブ」などギター弾く人には定番の曲なのだけど。僕も「ゴナ・リーブ・ユー」をヘタクソながら弾いていたことがあるので、余計にすごく感じた。変に力が入っていない。途中から、さらに隣りのテントの人が缶を叩いて合奏していた。いい光景だった。
この日はレッドマーキーのゴティエからスタート。・・のつもりが、3曲くらいで立っているのがしんどくなって後ろで座って寝てしまった。寝不足だった。結構いい曲を書く人だと思うんだけど・・。目が覚めると、ロジャー・ジョセフ・マニングJRが始まった。昨日のジェイソン・フォークナーと同じ元ジェリー・フィッシュだがこっちの方がポップで親しみやすい。
グリーンでエイジアン・ダブ・ファウンデーション、アヴァロンでトクマルシューゴ、ホワイトでズートンズ、グリーンでクロマニヨンズを少しずつ見ながら移動。再びマーキーに戻って、目当てだったトリッキーを見る。最初がキュアーの「ラブキャッツ」のカバーで嬉しかった。トリッキーはどこかニューウェイブと繋がってるところがいい。クールな印象の人だったが、ライブでは結構暴れていたのが印象的だった。
友人と合流し、グリーンでプライマル・スクリームを見始めるが、なんかいまいちノれない。ちょっと明るすぎる。このバンドのテクノ系の曲は好きなのだけどやりそうな気配がないので、オレンジに移動しマーク・スチュワートを見る。こっちはかっこよかったが、客が少ない。
続いて、スパークス。変態っぽい・・。ベテランバンドだが、変な音楽に慣れている僕達の世代が聴いても相当に変だと思う。オアシスエリアの掲示板に似顔絵が描いてあった。
結局グリーンのトリのアンダーワールドはパス。


27日(3日目):まずグリーンでジェイソン・ムラーズを見る。最初はジャック・ジョンソンみたいであまり好きじゃない感じに聞こえたがずっと聞いてたら、メロディがいいなと思った。「思い出のサマーブリーズ」のカバーもやってた。
ヘブンでシーシック・スティーブ、アヴァロンでジャネット・クラインを見る。雨が降ってきた。ホワイトでフューチャー・ヘッズ、グリーンでベン・フォールズをちょっとずつ見てからレッドマーキーで目当てのゴー!チームを見る。00年代の新人の中では突出してると個人的に思う。
レッドマーキーは唯一の屋内ステージなので雨が降っても大丈夫・・だと思っていたが甘かった。一時的にものすごい豪雨となり浸水。足が水びたしになった。それでもライブはすごい盛り上がりだった。外に出ると泥沼状態。マーキーでは次にビートクルセイダーズが登場し、僕も見たかったが、雨と寒さで疲れた上に人が多すぎたので諦めた。ビークルみたいな人気バンドは、もっと大きいステージでやるべきだと思うんだけど。
ホワイトでブリーダーズを見る。かっこいい。最初から見られなくて残念。ビートルズの「ハピネス・イズ・ザ・ウォームガン」もやってた。
ヘブンでリー・ペリーを少し聴いてからホワイトに戻ってゆらゆら帝国を観る。これはもう完璧で、今回一番良かった。テクノ好きの友人も大絶賛。どこがどう凄かったかうまく言えないけど、世界中探してもこういうバンドはいないと思う。
友人と飲んだりして、結局、清志郎の代打のプライマルは見なかった。
11時からマーキーでネオン・ネオンを最初から最後まで見る。そして最後はクリスタルテントでシーナ&ロケッツを少しだけ。なんでこの時間のこんな小さいステージに大御所が出るんだろう。本人達の希望なのかな?

以上で3日間が終了。 去年のキュアーのような大本命はいなかったけど、友人のおかげもあって十分に音楽と自然を楽しめた。

おしまい




2008年7月11日

お知らせ

manicured pictureの普及盤が
ディスクユニオンでも買えるようになりました。

http://diskunion.net/jp/ct/detail/IND2413

<店頭 取り扱い店>
御茶ノ水駅前店・下北沢店・吉祥寺店・国立店