2011年4月16日

十蘭万華鏡

  十蘭万華鏡 (河出文庫)

本屋で目にとまったこの装画は北川健次の作品。
本を読めるくらいのエネルギーがほしいこの頃。
 
 

2011年4月13日

ヴァーニャ・ズーラヴィロフ作品集

Vania
丸尾末広は好きだけど、山本タカトは好きになれない。
どっちも好きという人の方が多そうだけど、
その山本タカトからの影響をはじめ
日本っぽいモチーフが入った作品を作るヴァーニャ・ズーラヴィロフは
1980年ロシア生まれの画家。ぼくと同世代なんだ・・・。
日本のアニメが外国で受けたりしてるけど、
こういった外国人の目を通過した日本を見るのって楽しい。

まあ日本ぽさばかりを求めてるわけではないだろうけど
気になる画家の、最近本屋で見かけた画集。
 
 
 

映画メモ 2011年1~3月


最近は携帯に依存してしまってPC見なかったり地震でしばらくテンションが下がってしまったりで、ブログの停滞ぶりに拍車がかかってしまった。
でもアウトプットの場として続けたいとは思ってりる。


ここ3カ月で映画館で観た作品と、簡単な感想を。
ちなみにこの期間中に恵比寿ガーデンシネマが休館、渋谷シネセゾンが閉館。


■ ノルウェイの森
村上春樹のファンではないのでセリフが気に入らなかったりする部分もあるけどこの監督は好き。
映像や時間の流れ方が自分に合っている。
音楽もよくてCANのMary Mary~が大音量でかかるのが嬉しい。
  
■ キックアス
連載漫画を一気に最後まで読んだような楽しさ。
マイスペースでヒーローになるあたりがとても現代っぽい。

■ ゴダールソシアシスム
ノーコメント。
ゴダールのことで語られるのが嫌いだし
まして自分で語りたくないし語れるわけもない。

■ デューデート
こういうバカ映画をはじめて映画館で観たけどなかなか面白かった。
ピンクフロイドのHEY YOUを久々に聴いた。

■ ウッドストックがやって来る
ウッドストックが実現するまでの様子。
希望の影に悲しみも見えて気持ちが温かくなる。
フジロックをつい思い出す場面も。

■ 再会の食卓
地味だけど和む映画だった。
料理がうまそうに見える映画。

■ ハーブ&ドロシー
夫婦のアートコレクターのドキュメンタリー。
自分らの目と足だけで集めている様がかっこいい。
ただ残念なのは集めている作品がぼく好みではないところ(笑)

■ トスカーナの贋作
ほとんどが二人の対話で構成されているぼく好みの映画。
本物と偽物というテーマもとても考えさせられるものがある。
ややこしくはないけど謎めいた終わらせ方もいい。
この3ヶ月の中でマイベスト。

■ デストロイ・ヴィシャス
しょうもないギャグの連発についていけない所もあるけど、壊すことと生まれることが隣り合わせであることを示してくれた。
鳥肌実が思ったよりもオッサンになっていた気が・・(笑)

■ ブンミおじさんの森
泉のシーンがとても美しかった。
ラストで使われている音楽には非常に不満。

■ ヒアアフター
これを観たのは震災の直前だったが
津波のシーンがあるために現在は上映中止。
映画自体はよかったと思う。

■ ソーシャルネットワーク
一度観ようとしたら満席だったので結局だいぶ遅れて観た。
フェイスブックには馴染みがないし自分は頭良くないので彼らに親近感が湧かない。
とは言え、モテない主人公の冷めた態度やトレント・レズナーの音楽等に惹かれる。

■ アンチクライスト
自分の乏しい映画体験の中で最初に衝撃を受けたのが昔テレビで観た
「エレメント・オブ・クライム」なので思い入れのある監督だ。
毎度かもしれないが、かなり重いという評判なので一応覚悟してたけど別に気が滅入ったりはしなかった。
「冷たい熱帯魚」の方がよっぽど怖そうだよ(観てないけど)。
ぼくにとっては映像や空気感がほとんどすべてで意味は求めないのでむしろ心地よかった。
山小屋でドングリが落ちる音がするシーンが一番印象に残った。