Miroslav Tichy(ミロスラフ・ティッシー)
ちょっと変わったチェコの写真家。現在80代。
元々絵画を学んでいたが共産主義政府と衝突し、刑務所やら精神病院に何年も入るハメになる。
その後もホームレスのような生活を送っていたが、その頃に少女を写真に撮りたいという欲望が高まった。
そこでなんと彼はガラクタを使ってカメラを自作!
その自作カメラで木陰かなんかに隠れて少女らの写真を撮る。
それってのぞきなのでは…?という気もするけど、倫理的な話はここでは置いとこう。
超ローテクの自作カメラなだけに写真はどれもぼやけているが、時には自分で「額装」もするそれらの作品は独特で、彼のまなざしを感じる。
(僕は最初Tumblrで写真を見つけ、「額装」にグッときた。彼の事情は後から知った。)
今では高額で取り引きされているそうだけど、本人にとっては不本意じゃないのかなぁ?
写真集もたくさん出ているようで驚いた。
地上の生活
(衝撃の自作カメラの外観も掲載中。)
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