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2013年11月6日

dip @ Club Quattro



















11/1のワンマンに行ってきた。
サイケなギターが最高!
ほとんどが新曲で、Lou Reedと山口富士夫への追悼が随所に。
Cyan,flow that crown,Damb ではチェロとの共演が観られて面白かった。
特にflow~は完成度が高かったと思う。

Hasty
telvet
Mole Soul
Saturnine
stars,stars,stars
spider in my hair
13階段の荒野
off the sun
Cyan
flow that  crown
Damb
siamese fins
lilac accordion
faster,faster
Ramone
fly by wire

waiting for the man (cover of VU)
super lovers in the sun
Sludge

HOWL
OWL

7月に4年ぶりに出た2枚の新作は、HOWLがポップサイド、OWLがサイケサイドと作風が分かれているけど、個人的には2枚から1枚に絞ってあれば最高傑作だったかも。
なんて、かつてハマりにハマったバンドにはついハードルを上げたくなってしまうものだが、なんだかんだでよく聴いてます。





2013年8月3日

FUJI ROCK FESTIVAL 13

2年ぶりに苗場に行ってきた。
今回で6回目だが、過去5回を共にした友人が参加できず、ついに一人で参加。
と言っても会場では殆ど別行動だったから大した変わりもなく、二人用のテントもなんとか一人で完成。テント完成後の大雨もいつものことなので落胆することもない。
知ってるバンドがひとつもない前夜祭で、同じく一人で3日間来てるという女性と話した。一人参加者結構いるじゃないか!

7/26(金)
会場内のいたる所にいた蛍光ウサギ。BOYS DON'T CRYって書いてある・・・。












ROUTE 17 Rock‘n’Roll ORCHESTRA @ GREEN STAGE
この日の為に結成されたスーパーバンドで、ゲストボーカルがトータス松本、甲本ヒロト、大江慎也、仲井戸麗市と順番に登場。モダンラヴァーズのTシャツを来たヒロトが歌うYMCAの時が会場的には一番盛り上がったが、チャボが歌ったHey Hey,My My (Neil Young)の日本語バージョンにグッと来た。「燃え尽きたいぜ/消えちまう前に」って歌ってたな。この曲のイントロでフジロック初登場のヤマジカズヒデがモニターに映ったのは感慨深い。dipでも呼んで欲しいな。(フジは日本人のセレクトが偏り過ぎだと思う。)

PEPPERTONES @ RED MARQUEE
全く知らなかった韓国のバンドで客席ガラガラだったけど、とても完成されたポップバンド。歌詞は分からないけどメロディーのセンスがいい。でも女性受けしそうなルックスだし、日本で売るとしたらKポップのくくりにされるんだろうねやっぱり。

あがた森魚 @ ORANGE COURT
後半部分をちらっと見た。ゆるい雰囲気で昼間のオレンジコートに合ってる。一度もはまったことはないのだけど、「可愛いあの娘と踊った場所も今は場末のビリヤード」等の歌詞に感じるものがあった。

LOCAL NATIVES @ RED MARQUEE
結構よかったはずなんだけど、もう殆ど忘れてしまった(笑) ブルックリンのバンド達に通じる感じだった記憶が。

MY BLOODY VALENTINE @ GREEN STAGE
昨年のリマスター再発と年明けの新作発表&来日、となぜか最近やる気満々のマイブラ。わりと前の方で観たのにそれほど爆音じゃなかったし、そのわりにボーカル音が埋もれて聴き取りにくく正直少し残念だったかな。でも好きです。新作からも勿論やっていてonly tomorrow はお気に入りの曲。Lovelessと比べて批判するのは野暮だよな。

TAME IMPALA @ RED MARQUEE
始めの方を見たんだけど、これも記憶が(笑) 忘れるということは良くも悪くもなかったんだろうな、自分の中では。

NINE INCH NAILS @ GREEN STAGE
トレント・レズナーのソロでのサントラ制作やHow to Destroy Angelsが新鮮だったので、今回のNIN復活には微妙なものを感じてしまう。NIN続けてもマンネリになりそうだもん。とは言えライブを見るのは初めてなので期待は高まったし流石の内容だった。音楽的なキレの良さに加えて演出の凝りようが凄い。真っ暗のステージにメンバーが1人ずつ出てくるオープニング。ステージ上を移動する数枚のパネルがあの手この手で曲ごとに多様なデザインを作り出す。モニターは一切使わず、金かけてるだけではない洗練された作品に思えた。最後、名曲HURTと横長のモノクロ映像の調和が特に美しかった。


7/27(土)
カール・ハイド演奏時のグリーンステージ












前野健太とソープランダーズ @ FEILD OF HEAVEN
以前試聴したことがあって、ちょっと癖のある人くらいの印象しか持っていなかったけど、今回ライブを観て泣きそうになってしまった。孤独をリアルに描き出した歌詞にすごく共感するし、それを歌う本人の本気度が半端じゃない。この人の戦ってる感じはライブでなければ感じ取れなかった。泣かせるばかりでもなく、トークで笑わせたり変なダンスナンバーがあったりもするが、どれも濃い。ボブ・ディランを意識したような髪型とサングラスにも好感が持てるし。ナメたネーミングのバンドメンバーはジム・オルーク、石橋英子、須藤俊明、山本達久と超豪華なので演奏も素晴らしかった。

ROCKET FROM THE CRYPT @ WHITE STAGE
90年代のオルタナバンドの再結成組。基本はパンクでとにかくテンションが高いがサックスが入ったり、どことなくカントリー的な陽気さを感じさせる。面白いバンドだけど、自分との相性はいまひとつだったかな。

DARKSTAR @ RED MARQUEE
ロンドン発のエレクトロニックもの。丸く収まりすぎというか、予想した音しか聴けなかった印象。

KARL HYDE @ GREEN STAGE
アンダーワールドの片割れがソロで登場。ゆったりした曲が多く、雨上がりの夕暮れのグリーンステージをいい雰囲気にしてくれた。

BJORK @ GREEN STAGE
グリーンステージ後方の通路まで埋まりそうな勢いの人気。多くの人は、曲はそんなに知らないけどビョークというアイコン、森の精霊が苗場に降り立つのを拝みにきたという感じじゃないだろうか。聖歌隊のような10人ほどのコーラスグループが全曲にわたって参加し、これが電子音との二面性を出しているのがよかった。前半はBiophiliaの曲中心。Hidden Placeでのヒトデの映像等あったもののモニターにステージの様子は映らず。僕の位置からは小さくしか見えなかったけど、ビョークのなんとも可愛らしい動きとコーラスグループの踊りは躍動感あり。チケット2万超えという単独公演はどうなるのだろう。

KENSINGTON HILLBILLYS @ 苗場食堂
数年前にも同じ場所で観たことがあるカントリーバンド。電子音ばかり聴いてきたので和む。と言いつつ泥沼の客席は異様な盛り上がりで、クラッシュのカバーもやっていた。こんな小さいステージによく出てくれるなあ。このバンドはもう毎年出てもらったらいいんじゃないだろうか。


7/28(日)
キュアー開演前のグリーンステージ












YO LA TENGO @ GREEN STAGE
裏のDIIVも気になるなあと思いながらも眠くてあまり集中できず。新作を聴いてからの方がよかったかもしれない。

DAUGHTER @ RED MARQUEE
4AD所属のドリームポップ3人組。XXやビーチハウスなんかと比べると個性は薄いが、こういう音の海みたいな状態の中にいると落ち着く。

WILKO JOHNSON @ GREEN STAGE
膵臓がんの治療を受けず、残りの人生をライブに捧げると発表したウィルコ・ジョンソン。僕もこれが最後だろうという理由で観に行ったうちの一人だけど、予想以上の人が集まっていて驚き。ひねりなしの元気なロックンロールでたくさんの人が踊っていて楽しかった。

HAIM @ RED MARQUEE
カリフォルニア出身の三姉妹。最初の数曲しか観れなかったが、音楽的な引き出しの多さがまずあって、しかもポップで元気。できれば最後まで観たかったな。

SAVAGES @ WHITE STAGE
期待の新人ポストパンクバンド。スージー・スーを思わせる女性ボーカルの目つきや歌い方、骨太なベースとドラムにサイケなギター。限りなくニューウェイブに直結している。セカンドアルバム以降がどうなるのだろうか。今年最大の激しい豪雨に見舞われたが最後まで演奏。

LOTUS @ FEILD OF HEAVEN
観るつもりはなかったけど休んでるときにずっと聞こえてきたエレクトリック・ジャムバンド。一部、軍艦マーチのような勇ましいメロディーがあってそこだけやたら印象に残った。

THE CURE @ GREEN STAGE
個人的に観ないと一生後悔するレベルのバンドが3日間の最後に登場。07年の時が最後の来日かと思ったらまさかまた来てくれるとは。前回はキーボードがいない4人編成だったことに不満の声もあったが(と言っても僕自身は初のキュアーに夢中で全然冷静じゃなかったため、そういう感想は持たなかった。Close To Meでちょっと寂しく感じたくらい。)今回はキーボード入りの5人編成。
オープニングPlainsongのイントロでしばらくステージ端に佇んでいたロバート・スミスが歌のタイミングに合わせて中央に登場。スモークの量が凄い(笑)前回はOpenで最初からアップテンポだったのに対し、Pictures of YouからLullabyとスローな曲を続けてやってくれた。前回はやらなかった曲も多数で、中盤Friday I'm in Love の大合唱後のDoing the UnstuckやWantは本当に嬉しかったし、08年の最新アルバムからも2曲。
でもBloodflowersからはやっぱりやらないんだね。内省的すぎてセットリストに入れにくいのだろうか。好きなんだけど。
アンコール(10曲!)はヒット曲満載でまたまた大合唱。Close to Meは確かに前よりカラフルに聴こえたし、The Lovecats やThe Caterpillarあたりはキーボードがいないと演奏するの難しそう。
ラストKilling an Arabの頃に小雨が降り出したけどキュアーの時間に限っては天候にも恵まれ、ライブはトータル3時間。
ロバートの声は衰えてなかった。凄い。

なんだかんだで一人でも楽しめたフジロックだけど、今回くらい好みのラインナップじゃないとやっぱりきついかもしれないな~。


setlist (VIA:setlist.fm)

THE CURE
1.Plainsong 
2.Pictures of You 
3.Lullaby 
4.High 
5.The End of the World 
6.Lovesong 
7.Push 
8.In Between Days 
9.Just Like Heaven 
10.From the Edge of the Deep Green Sea 
11.Prayers for Rain 
12.Sleep When I'm Dead 
13.Play for Today 
14.A Forest 
15.Bananafishbones 
16.The Walk 
17.Mint Car 
18.Friday I'm in Love 
19.Doing the Unstuck 
20.Trust
21.Want 
22.Fascination Street 
23.The Hungry Ghost 
24.Wrong Number 
25.One Hundred Years 
26.Disintegration 
Encore:
27.Dressing Up 
28.The Lovecats 
29.The Caterpillar 
30.Close to Me 
31.Hot Hot Hot!!! 
32.Let's Go to Bed 
33.Why Can't I Be You? 
34.Boys Don't Cry 
35.10:15 Saturday Night 
36.Killing an Arab

NIN
1.Copy of A  (World premiere)
2.Sanctified  (Altered version; first performance since 1996)
3.Came Back Haunted  (Live premiere)
4.1,000,000 
5.March of the Pigs 
6.Piggy 
7.Reptile
8.Terrible Lie 
9.Closer 
10.Gave Up 
11.Help Me I Am in Hell 
12.Me, I'm Not
13.Find My Way (World premiere)
14.The Way Out Is Through 
15.Wish 
16.Survivalism 
17.The Good Soldier 
18.Only
19.The Hand That Feeds 
20.Head Like a Hole 
21.Hurt

BJORK
1.Cosmogony 
2.Hunter 
3.Thunderbolt 
4.Moon 
5.Crystalline 
6.Hollow 
7.Hidden Place 
8.Heirloom 
9.One Day 
10.Jóga 
11.Pagan Poetry 
12.Army of Me 
13.Mutual Core 
14.Hyperballad (mixed with "Freak" by LFO)
15.Pluto 
16.Náttúra 
Encore:
17.Óskasteinar 
18.Declare Independence


2013年2月15日

Dead Can Dance @ Shibuya Club Quattro

Serpent's Egg (Reis) (Spkg)
Toward the Within (Reis) (Spkg)
Into the Labyrinth (Reis) (Spkg)
Spiritchaser (Reis) (Spkg)
Anastasis
 
14日、デッド・カン・ダンスの来日公演に行ってきた。
以下は13日のセットリストだけど、多分この日も同じ内容だったと思う。
 
Children of the Sun
Anabasis
Rakim
Kiko
Lamma Bada
Agape 
Amnesia
Sanvean
Nierika
Opium
The Host of Seraphim
Ime Prezakias
All In Good Time

The Ubiquitous Mr. Lovegrove
Dreams Made Flesh (This Mortal Coil cover)

Song to the Siren (Tim Buckley cover)
Return of the She-King

Rising of the moon (aka Wandering Star)
 
VIA: setlist.fm
 
約2時間。
昨年出たニューアルバムの曲が中心の選曲。
リサ・ジェラルドがボーカルが神々しい!
 
アンコールではジス・モータルコイルのファーストからも2曲。
オリジナルではコクトー・ツインズのエリザベス・フレイザーが歌っていたSong to the Siren(原曲:ティム・バックリー)はブレンダン・ペリー(思ったより体格がよく大きい人だった) がボーカルを取ったのでかなり違った印象だった。

2012年8月20日

面影ラッキーホール@WWW

on the border(通常盤)

面影ラッキーホールのアルバム発売&20周年記念ライブに行ってきた。
このブログに書くとすごく浮いてる感じがするけど(笑)

CDで聴いてばかりで生で聴いたことがなかったので、今回初のライブ参加。
一体どんな人達がこんな極端な音楽聴くの?と思ってたけど、ごく普通な感じだった。
年齢層は幅広いし性別も偏りなく、振り付け覚えて盛り上がる女性ファンの姿も多数。

とは言え一般的にはお薦めしにくいし、ぼくなんかが語るのも野暮な感じがするので…以下セットリストだけ。(曲順は間違ってるかも)



コモエスタNTR
私が車椅子になっても
パチンコやってる間に生まれて間もない娘を車の中で死なせた…、夏
好きな男の名前 腕にコンパスの針で書いた
wet
あんなに反対してたお義父さんにビールをつがれて
ピロートーク タガログ語
今夜、巣鴨で
ゴムまり
おかあさんといっしょう
セカンドのラブ
コレがコレなもんで
四つん這いスウィーツ

ベジタブルぶる~す
俺のせいで甲子園に行けなかった
東京(じゃ)ナイトクラブ(は)



とにかく楽しいライブでした。

2012年6月3日

dip @ 下北沢QUE














dipのアルバム再発記念ツアーファイナル(ワンマン)に行ってきた。
再発に合わせすべて東芝時代の曲で構成。

大体のセットリスト(今回もうろ覚え)

lilac accordion
不規則な断片の反復の地下鉄
faster,faster
garden
delay
冷たいくらいに乾いたら
foll in holy
human flow
sasa says
studio
pink fluid
nerve A-10
13階段への荒野
lust for life
I'll

superlovers in the sun
public image(vo:ナガタ/PILのカバー)

come out(vo:ナカニシ)
sludge

すばらしかった。
特に本編ラストの「I'll」が圧巻!
一部、キーボードや映像もあり。
「13階段への荒野」をヒトラーの演説の映像と合わせたのは鳥肌モノだった。

90年代はCDは聴いてたけど、いろいろあってライブに行ったことがなかったので、今回当時の曲を当時のメンバーで聴けて感慨深い。

終演後、近くで小野島大氏と今井智子氏(たぶん)が「今までで最高だったんじゃない?」と話してるのが聞こえてきました。

なおメンバー登場時のBGMはルー・リードの「ストリート・ハッスル」。
(これに合わせて、昔のフライヤーが次々と映し出されてテンション上がった。)
終演後の曲はわかんなかったです。



2012年5月10日

Blonde Redhead @ Liquidroom

昨年1月の4AD evening以来の短いインターバルで、ブロンド・レッドヘッドがまた来日してくれた。
セットリストは大体こんな感じ。(うろ覚えだから間違ってたら教えて~)

In Particular
Falling Man
Not Getting There
Messenger
Dr. Strangeluv
Spain
Love or Prison
Spring and by Summer Fall
Here Sometimes
SW
Silently

23
Melody of certain three
Equus

The Dress
 
カズマキノさん、とてもかっこよかった。日本語で喋ると可愛い!
今回、名曲SilentlyとEquusを初めて生で聴くことができた。
轟音に包まれるSpring and by Summer Fall 他、やはりライブだとロックな感触がぐんと強い。
でもアンコール2回とは言え、ワンマンだったからもっとたくさん聴きたかったな。
また来日して今度はElephant Womanもやってほしいです。


ペニー・スパークル 23 ミザリー・イズ・ア・バタフライ Melody of Certain Damaged Lemons [12 inch Analog]

2011年8月3日

FUJI ROCK FESTIVAL '11



いやいや今年のフジロックはきつかった。
2日目の午前中まではずっと雨で
足元はグチャグチャ。
その後も太陽がほとんど出ない。
5年目で慣れてるからまだいいけど
体力的にも精神的にも天候に影響されてしまう。

しかし、ネットでニュースを見ると新潟は大豪雨。
こっちも降ってるけど豪雨まではいかない。
テレビじゃないからいまいち実感がわかないのだが
大変な被害が出ているらしく
同じ県内でのフェス開催にちょっと複雑な気分になった。

■ 7/28
例年とほぼ変わらない時間に東京を出たのだが
シャトルバスに早め(12時45分くらい)に乗れて
テントもわりといい所に建てられた。
チケット売れてないのかなとちょっと心配。

レイハラカミさんの訃報に驚く。

前夜祭は個人的には当たりなし。
後で知ったけど、1発目のベラキスというバンドは
リンゴ・スターの孫娘がやっているんだってね。

■ 7/29
THE PAINS OF BEING PURE AT HEART @RED
シューゲイザーの新世代バンドとのことだが
まっすぐでポップなロックバンドという印象。
もうちょっとひねってる方が好みだな。
けど轟音ギターをライブで聴くのは気持ちいい。

GRUFF RHYS @RED
ポップでサイケで引き出しがいっぱいある。
リラックスした楽しいライブだった。
スーパー・ファーリー・アニマルズとしての
ステージも観てみたいな~。

DEERHOOF @RED
立て続けにレッドマーキーだが
好きなバンドはここに出ることが多いのだ。
次の展開が読めない奇妙な演奏と
ポップな面が両立した楽しいバンド。
CDじゃわからない肉体感が伝わる演奏だった。

HANGGAI @AVALON
全然知らなかったモンゴルのロックバンド。
ライターの岡村詩野さんがツイートしてたので
観に行ってみた。
全員民族衣装で、音楽も民族音楽がベースだが
そこにエレキギターやロック的歌唱が混じる。
アップテンポな曲からはポーグスも連想させられ
なかなか新鮮だった。
しかし最もロックだったのは
後半モンゴル相撲の衣装で出てくる
ボーカルのオッサン(若いのかもしれないが)の
動きと顔と腹の出方(笑)
曲間にいろいろ叫ぶのがモンゴル語なので
何言ってるのかさっぱりわからないのだが
客席は異様な盛り上がり。
たぶん僕以外の客のほとんども
このバンドを知らなかったに違いないのに
こんなに盛り上がってることに感動した。
フジロック以外ではあり得ない光景だと思った。

CSS @WHITE
なんも目新しさのないニューウェイブでディスコな音だけど、
やっぱりこういうのはすぐ耳になじむし楽しい。
今後もっと曲のバラエティーが増えると面白いかな。

COLDPLAY @GREEN
後ろで座って鑑賞。
ファンじゃないけど、これが愛されるのはすごく納得。
細かい音作り以前に、ソングライティングが
とてもしっかりしているなあという印象。
花火まで飛び出すとても金のかかった演出だった。

WASHED OUT @RED
アルバムのジャケットがきれいだったので
名前を覚えていた新人ユニット。
良くも悪くもものすごく完成された「製品」という感じ。
ちょっとこの時の気分には合わなかった。

Kensington Hillbillys @苗場食堂
何の変哲もないカントリー音楽で
クラブ系の爆音の後だと妙に安心する。
歌詞は分からないので
ひょっとしたら穏やかじゃないことを
歌ってたのかもしれないけど(笑)
苗場食堂に外人が出てるのは初めて見た。

■7/30
G.LOVE&SPECIAL SAUCE @GREEN
こういうのも昔は聴いてたんだけど、今や遠い世界。
フジロックに似合うバンドだな。

BEST COAST @RED
最初はすごく好感を持ったんだけど
単調というか、もうちょっと起伏があると好きかもしれない。

BATTLES @GREEN
踊ってる人の多さにびっくりした。
これだけ最先端であまりキャッチーとも思えない音楽なのに
グリーンステージの後ろの方まで踊ってる。
みんな踊るの好きなんだな。

TODD RUNDGREN @HEAVEN
素晴らしかった!今年のベストかも。
高音もしっかり出る見事な歌唱力。
スローな曲とアップテンポの曲がうまく配置されて
飽きない選曲。
予習としてベスト盤をちょこっと聴いたくらいだったので
これからもっと聴きこんで見ようかなと思った。
それにしてもHello It's Meやんなかったな~。

MARC RIBOT Y LOS CUBANOS POSTIZOS @ORANGE
最初は思ったより普通に聞こえたんだけど、
マーク・リボーのギターソロ(+ベース、パーカッション)の
シンプルな曲を聴いて、やっぱり奇妙な魅力のある人だなと思った。
一部しか観れなかったのが残念。

faces @GREEN
これをちゃんとトリに持ってくるフジロックは
歴史に対するリスペクトが感じられて好きだ。
とは言え、ミック・ハックネルが歌う今回の再結成に
なんとも素直に喜べない気持ちでいたのも事実。
でも、メンバーが出てきた途端にそれは吹っ飛んだ。
ミック・ハックネルすごく華があって似合っていたと思う。
僕はリアルタイムで聴いてないからそんなもんか。
ロン・ウッドがステージ上で完全に一人でプレイする
贅沢なシーンもあったが
みんな「ストーンズでも来てよ」と思ってるんじゃないかな多分。
でもフェイセズ、トリに合っててすごくかっこよかった。
オレンジのコンゴトロニクスと被ったのは痛いけど。

■ 7/31
WARPAINT @RED
今年一番観たかったバンド。
これはとにかく好みすぎる!
よくXXと比較されてるけど
こっちの方がドロドロした感じで好みだ。
色で言うと赤と黒かな。
でもこれはグリーンのキルズと被ってしまった。

BEACH HOUSE @RED
これも素晴らしい。
CD聴いたときはちょっと地味な感じもしたけど
優しく包み込むような音世界と切ないメロディー。
夕暮れに外のステージが似合いそう。
事情により途中までしか観られず残念。

MOGWAI @GREEN
これまた素晴らしいのが続く。
前の方で爆音を聴きたかったので
ずっと泥沼にはまって観てたら足が冷えてしまったけど
このバンドはライブで聴けて特に嬉しい。
新作のRano Panoいい曲だなぁ。

YMO @GREEN
高橋幸宏は晴れ男らしいが、
この日は本当にあまり降らなかった。
即興で始まり、その後のヒット曲群も
とても今風に大人の演奏で聴かせる。
トークが全くなかったのが少し寂しいな。
テクノポリスもやってほしかったな~。
でも楽しかった!

Wilco @WHITE
ケミカルは観ないでこちらを選んだ。
ウィルコってなぜか一枚目のアルバムだけ持ってて
その程度の認識しかなかったけど
ここまでオルタナティブになっているとは。
意表を突かれて面白かった。
メンバーみんなやりたい放題な感じ。
オルタナティブといってもあくまでもちゃんと歌があり
jejus etc.では客席みんな合唱。
MCで「俺はあまり喋らないから、まあ曲を聴いてよ」
みたいなこと言ってたのにもすごく好感が持てた。

2011年1月28日

4AD evening @ O-East



4ADの30周年を記念したイベントに行ってきた。
同レーベルから3組の来日。

最初はAriel Pink's Haunted Graffiti 。
なんか70年代にいそうなレトロな感じを受けた。
ボーカルの人もグラムロックのようなキラキラなジャケット着てるし。
ソウルやファンクを取り込んだロックバンド、と言うだけでは説明できない、独特なバンドだった。

次が若手では注目度の高いDeerhunter 。
最新のシューゲイザーとして紹介されることが多く轟音を聴けばそれは納得なんだけど、マイブラとかと違って断然明るい。
いかにもアメリカのバンドという感じ。

トリはBlonde Redhead 。
最初の2組にも好感は持っているんだけど
今回は見たかったのはこれ。
07年のフジロック以来。
2か月くらい声が出なくて絶望していたとのことで前半は少し調子悪そうな感じもしたけど、後半にかけて盛り上がり、
CDでは聴けない轟音がたくさん聴けて素晴らしかった。

4ADと言えば80年代はCocteau Twinsに代表される暗く耽美な世界がレーベルカラーとしてあって、その後アメリカ産を導入して多種多様になってくんだけど、当初のイメージが好きな人は今でも多いと思う。
Blonde Redheadはそれを意識してるわけじゃないのかもしれないが当時の4ADの雰囲気によく似ているのだ。
04年に4ADに移籍してからは特にそう思う。
30周年のイベントでそういう影を感じられて嬉しかった。

セットリスト(順番は間違ってるかも)
Black Guitar
Here Sometimes
Dr.Strangeluv
Spring By Summer Fall
Oslo
Will There be Stars
In Particular
Falling Man
Not Getting There
Meldody of Certain Three
23

Spain

アンコールは半分以上人が帰っちゃってからだったので
思わず前の方に行ってしまった。

2010年10月11日

ヤマジカズヒデ@シネマジャック

 
ナイン・ソウルズ

setlist

1. 9souls
2. この坂道の途中で(to here never comeのUAが歌ってるバージョン)
3. 13階段への荒野
4. ?(空中庭園サントラからのインスト曲)
5. studio(監督からのリクエスト)
6. ばるぼら(監督へ捧げて)
7. bend your head

7月のブログに書いた黄金町の映画館へ再び。
豊田利晃監督特集の初日、
「ポルノスター」(1999)の上映とセットでの
ミニライブを観てきた。

みんなイスに座って観てるから
妙に静かな雰囲気で。
「ばるぼら」聴けたのが嬉しい。

元々dipが好きで、サントラつながりでこの監督を知って
初めて観たのが「9souls」(2003)だった。

「ポルノスター」は今回初めて観たけど
デビュー作だしちょっと初々しい感じ。

この作品の公開当時が一番dipにはまっていたのだけど
その頃は対人恐怖症で映画館に行けなかった記憶がある。

今回観たら、曲の別テイクなんかが使われていて、
当時に観ていたら、さぞ興奮したんだろうなぁ、と思った。
後悔はしてないけど。

ところで、本作の舞台は渋谷で
宮下公園などの見慣れた風景が多く出てくる。
で、タワレコの脇にあるトンネルが一瞬映るんだけど、
その中の壁が張り紙でビッシリ埋め尽くされていた。

今ではすっかりきれいな白い壁にされているから
忘れていたけど、ああ昔はこうなってたな、
あれ結構好きだったんだよな、と急に懐かしく思い出した。

 

2010年8月7日

FUJI ROCK FESTIVAL '10



7/29(木)前夜祭
今年はテント立てるときに大雨という最悪のタイミング。
盆踊りじゃなくてキャンプファイヤーにしてほしい気分だった。

■MUSTANG @RED MARQUEE
前夜祭の面子を見るも、知ってるのがひとつもなく、
結局オープニングのこの人たちだけ見る。
50年代のロックンロール風のシンプルなバンドで
フジロックらしい人選。
これだけ見てテントに戻ってしまった。

7/30(金)1日目
朝は晴天、夜は雨が降ったりやんだり。
3日間大体このパターンだった。

■ヒカシュー @ORANGE COURT
これ見たのが12時くらいで、ものすごい日差しだった。
去年ヒカシュー30周年記念ライブを観たが
今回はその時の縮小版といった感じ。
めちゃくちゃプログレッシブだけど、妙なポップさも健在。
近くで観てた外人も受けてた。

■THE CRIBS @GREEN STAGE
ジョニー・マーが加入して話題の英国バンド。
インパクトは薄いが
地味ながらもいい曲が多い。
何度も聴いて味が出てくるタイプかも。
ボーカルがずっと語りの曲がよかった。

■toe @WHITE STAGE
土岐麻子がボーカルで参加した2曲がよかった。
インストだと個人的には物足りない感じかな。
センスはいいけどちょっと毒がほしい。

■JAGA JAZZIST @WHITE STAGE
そのtoeもCDにコメントをよせていた
こちらもインストバンドだが、楽器の種類の多さと
客を躍らせるダイナミックな演奏でかなり好み。
特に鉄琴の音が新鮮だった。

■THE XX @RED MARQUEE
ちょっと前の単独来日が好評だったと聞いてはいたけど
予想以上の人気にびっくり。
極端な音数の少なさと、囁く歌声は
ヤング・マーブル・ジャイアンツを思わせる。
蝋燭の灯を見つめているみたいな気分にさせられる
不思議な魅力のバンドだ。

■BROKEN SOCIAL SEANE @RED MARQUEE
同時間のMAGMAが気になってたんだけど
雨の中、奥地のオレンジコートまで行く気合いがなく、
こっちを少し観たけど
ちょっと自分には明るすぎるかな、という印象。

■MUSE @GREEN STGEE
この日のトリなので一応確認。
人気と貫禄からトリをやるのは納得できたが
クラシックとデジタルロックを融合したような
大げさなアレンジはどうしても好きになれないなぁ。

7/31(土)2日目
この日は風呂がとにかく混んでいて参った。

■DIRTY PROJECTORS @RED MARQUEE
ベストアクトは誰かと聞かれたら今年はこの人たちかも。
いいライブほど文にしにくいけど
一音一音の放射力がすごすぎる。
メンバーそれそれが互いをジャマせずに爆発してる感じが
レッド・ツェッペリンのよう。
二人の女性ボーカルが肉体感を高めている。

■MATT&KIM @GYPSY AVALON
盛り上がっていたけど、これはイマイチだったかな・・。
方向性がもっとはっきりしてるといいけど。
後ろの丘の上で休みながら聴いてた。

■KITTY ,DAISY&LEWIS @FIELD OF HEAVEN
50年代風音楽をやる3人組。
衣装や髪形も当時風にキメていて、かっこいい。
バンジョー、ハーモニカ、スライドギター、ウクレレと
曲ごとに様々な楽器が飛び出す。
フジロックに似合う粋なグループだった。

■JOHN FOGERTY @GREEN STAGE
素晴らしかった!
知らない曲がほとんどなんだけど、
1曲目からメチャクチャなじみやすいメロディーの
迷いなきカントリーロックで、観ていて気持ちがいい。
予想通り人は少なかったけど
この人をちゃんとトリ前に持ってくるフジロックはさすが。
中盤「雨を見たかい」「プリティ・ウーマン」のころになると
後ろから自然と人が集まってきていい雰囲気になった。

■ROXY MUSIC @GREEN STAGE
この日のグリーンのトリ。
今年最も見たかったグループのひとつで、
かつ最も客が集まるのか心配なグループでもあった(笑)
泥沼状態の地面も手伝ってか、
案の定客は少なめ(ジョン・フォガティよりはいたけど)。
オープニングでロキシーのアルバムのアートワークが
次々とモニターに映し出される中、
「リメイク・リモデル」で始まり、テンション高まる。
中盤はスローな歌モノも多くやり
楽しいショーだった。

この後、すぐにMGMTを見に移動するつもりだったが
入場規制で見られなかった。
残念だけどロキシー見れたからしょうがない。

8/1(日)3日目
最初の方は見たいのがなかったので
少し遅めに風呂に行ったらガラ空きだった。

■DONAVON FRAKENREITER @GREEN STAGE
これは通りかかってたまたま見ただけだけど
客にマイクを渡して歌わせる場面があって
みんなとても楽しそうだった。
音楽と平和、って感じのステージ。

■CODEINE VELVET CLUB @RED MARQUEE
これも空き時間に立ち寄っただけなのだけど
思いの他ぼく好みで、前のほうで最後まで観た。
フラテリスのメンバーのソロプロジェクトらしい。
古き良き時代のポップスをやや今風に演奏するバンドで
女性ボーカルやホーンが雰囲気を出している。

結局、グリーンのヴァンパイア・ウィークエンドは
これと一部被ったのと、その後のトイレ待ちで、
後半の音しか聴けなかった。
MGMTとヴァンパイア、今一番旬なのにどっちも見逃すとは・・。

■BUFFALO DAUGHTER @RED MARQUEE
ヴァンパイア逃したのはすぐにこれがあったせいもある。
ニューアルバムのジャケットに合わせてか
3人とも真っ赤な衣装で登場。
かっこよかったけど、古い曲も聴きたかったなぁ。

■DIANE BIRCH @FIELD OF HEAVEN
バッファローの客がホワイトのLCDサウンドシステムに流れる中
あえてこっちを見る。
キャロル・キング風の弾き語りで
アップテンポな曲が好みだった。
ホール&オーツの「リッチ・ガール」のカバーも。

■ATOMS FOR PIECE @GREEN STAGE
レディオ・ヘッドはよく知らないので違いはよくわからないが
アートと言ってもよさそうなくらいの確固たる世界観。
通路で立ち止まって観る客多数(自分も)。
アンコールではトムがたった一人で3曲も弾き語りして
緊張感のあるひとときだった。

■MASSIVE ATTACK @GREEN STAGE
この日のトリ。
最後列の山の上で座って観る。
日本語で意味深なメッセージをモニターに
出しながらやる曲があり、新鮮だった。
いつも音しか聴いてないけど
きっと歌詞もメッセージ性が強いグループなのだろう。
新作が気に入っているので、もっと新曲もやってほしかった。

■SISSOR SISTERS @GREEN STAGE
トリの後のスペシャルゲスト扱い。
80年代ディスコサウンドに凝った振り付け、
達者な日本語。
胡散臭ささえも売りにしてる芸人魂がすごい。
いい意味で笑ってしまうステージだった。
  
  

2010年4月7日

シューゲイザー3組@Liquid Room

B000RGSOOGGoodbye
Ulrich Schnauss
Pias UK 2007-07-10

by G-Tools

B000EHTO8IWhirlpool
Chapterhouse
Cherry Red 2006-06-06

by G-Tools

シューゲイザーと言うとどうしても
マイブラッディ・バレンタインの「ラブレス」と比較してしまうわけだが、
そんなシューゲイザーと呼ばれるバンド3組の
来日公演を観てきた。

1組目はゲスト扱いだがアメリカからフリーティング・ジョイズ。
多分まだ若手だと思うけど
思いっきり「ラブレス」聴いてバンド始めました、みたいな音。
要するにオリジナリティーは感じ取れないのだが、
ものすごい影響を受けた何かがあって
自分も同じようなことをやってみたいという気持ちはわかる。

とにかく「ラブレス」が世界中に及ぼした影響
はすごいものがあるなと思った。

2組目はドイツからウルリッヒ・シュナウス。
これは友達が教えてくれた電子音系のシューゲイザーで
今回個人的に目当てだったもの。
バンドではなく、機材を操る男一人だが、
この日は最初の2曲だけ女性ボーカルkirsty hawkshawが参加。
シューゲイザーというとどうも囁く感じの歌いかたが多くて
それはそれでいいんだけど
この人はとても肉感的な感じで素晴らしかった。
コラボ作品を出した記念みたいで、帰りに物販の所にもいたけど
ここでしか買えなかったのかな?

ウルリッヒは歌なしの残りのセットもよかったが
好きな曲をやってくれなかったなぁ。
でも街なみや建築物の映像をバックに
独特の世界を作り上げていた。
この人は「ラブレス」の影響から逃れた
シューゲイザーの最新型って感じがする。

3組目(トリ)はイギリスから再結成のチャプターハウス。
18年ぶりの来日とかで、客の多く(年齢層やや高め)は
これが目当てだったと思う。

正直、CDで聴いたときはやはり「ラブレス」と比べてしまい
物足りなく思っていたが
これは自分が後追い世代だからかもしれない。
「ラブレス」と同年にデビューアルバムを出した彼らを
二番煎じ呼ばわりするのは変かも。

実際チャプターハウスはリズムがクラブ寄りな感じだし。
この日の客の盛り上がりを観ていて、
このバンドはマイブラとは別物なんだよなと感じた。
最もクラブっぽい「メズマライズ」はやってなかったけど
「パール」他、イントロで歓声が起こるような状態。

ジャンルで括ってしまうのって危険だなぁ。
例えばこれがネオアコという括りだとしたら
また別の聞こえかたがするだろう。全然アコじゃないが。

シューゲイザー以外の場面でも、
こういうことで損してるアーティストがいるに違いない。

2009年7月31日

フジロック09

■ 7/23(前夜祭) 
3回目ということで、緊張感薄れ気味ながらも
12時前には越後湯沢着。
今回は道から離れた場所にテントを張る。
やや傾斜があるが通行人の音がしないので寝るときはわりと静か。


Räfven@RED MARQUEE
前夜祭のオープニング。バンド名はレイヴェンと読む。
バイオリンやアコーディオンなどで構成された楽団で
サーカス小屋で演奏してるみたいなイメージ。
こういうロックじゃない音楽が一番フジロックらしい。
聴きようによっては歌謡曲的なメロディで、気に入った。
この人たちはなんとメインの3日全てに登場。
ラジオの公開生放送やサイン会にも出ており
会期中、何度か姿を見かけた。
すごい仕事ぶりだ。
これだけ最後まで観て、あとは適当に過ごす。
ときどき雨。

■ 7/24(1日目)
ほぼ一日雨で鍛えられた。
 
M83@RED MARQUEE
今回目当てのひとつのフランスのシューゲイザー。
メロディがとにかくきれい。
暗い曲と明るい曲が交互に出てきてメリハリがあってよい。
マイブラの二番煎じなバンドが多いが、これは
うまいこと進化してる気がする。
 
LILY ALLEN@GREEN STAGE
ちょこっとだけ見た。
すごい売れてるけどイギリスっぽくなく、独特な立ち位置で
好感が持てるなあこの人。
 
CHARA@WHITE STAGE
移動中に眺める感じで見る。
最近は存在感ないような印象だったけど、ものすごい人気だった。
 
PATTI SMITH@GREEN STAGE
すごい存在感。「南十字星の下で」の演奏前に
マイケル・ジャクソンに捧げる、みたいなこと言ってたのが意外だった。 
 
TORTOISE@FIELD OF HEAVEN
ちゃんと聞いたことがなかったんだけど、音にエッジがありかっこいい。
ある形がいつの間にか別の形に変形していくような不思議な流れ。
トリでもないのにアンコールをやってた。
 
GONG@ORANGE COURT
名前しか知らなかったが結成40年になるらしいプログレサイケバンド。
宇宙を想起させるようなサウンドが
雨でほとんど田んぼ状態のオレンジコートに響く。
泥沼もあるレベルを超えるとどうでもよくなってくる。
ちなみに、ここで深夜行われる予定だった「オールナイトフジ」は
中止。出演者かわいそう。
 
クラムボン@FIELD OF HEAVEN
最初の方を少し見た。
いいんだけど晴れた日に座って聞きたい感じだなこれは・・。
 
OASIS@GREEN STAGE
さすがの人気と貫禄で、これほどトリに似合ってるバンドはない。
最後まで見ると帰りが大変なことになるので5曲くらいで退散した。
余力を残しておかないと!

■ 7/25(2日目)
一転して晴れ。夕方曇る。



SEUN KUTI & EGYPT 80@GREEN STAGE
最後の一曲しか見られず残念。
こういうアフリカの人が出てきたりするのはフジロックらしい。
 
オニ(あふりらんぽ)@GYPSY AVALON
おふりあんぽとは全然違うアコギの弾き語り。
終了後に友人が買ったCDRの盤面の絵は
本人の手書きと思われる。いいなこういうの。

BEN HARPER@GREEN STAGE
アコースティックの曲も聞きたかったけど途中で移動。
 
BRIGHT EYES@RED MARQUEE
ちょっと今の気分にはおとなしすぎたかな。
 
忌野清志郎 スペシャル・メッセージ・オーケストラ@GREEN STAGE
いろんなミュージシャンが交替で登場する企画もの。
確認程度のつもりだったけどこれかなりよかった。
ファンでなくともさすがにちょっと切ないな・・。
最後まで見たかったけど、ダイナソー見るために途中抜け。
 
DINOSAUR JR.@RED MARQUEE
今回最大の目当て。
out there ~ feel tha pain ~ wagon の3連発の盛り上がりがすごかった。
こういうライブをもっと体験したいと思う。
女の子ファンも意外といるんだな~。
 
FRANZ FERDINAND@GREEN STAGE
最初から見たかったが、ダイナソーと少し被ってしまった。
前から好きだったけど、やっぱり良い!
若手がトリをやるのはきついんじゃないかなと思っていたけど
曲の多彩さ、ポップさにすっかり惹きつけられた。
 
■ 7/26(3日目)
降ったり晴れたりの変な天気。
初めてSTONED CIRCLEにも行ってみた。
ここは今までパスしてたけど、いろいろ遊べて楽しかった。


JUANA MOLINA@ORANGE COURT
最後の方しか見られなかったけど
楽器をその場で録音して重ねていく上に
歌も歌う面白いライブだった。
CDで聴いたイメージがだいぶ変わった。
 
サニーデイ・サービス@FIELD OF HEAVEN
人多すぎ!やっぱいい曲ばかり。
新曲もやってたので、再結成後も前向きな様子。

FRICTION@RED MARQUEE
現在の編成はベースとドラムだけ。
FRICTIONが大好きというわけでもなかったのだけど
まったく途切れない二人の集中力に引き込まれてしまった。
それにしても中村達也がすごい人気。
30年バンドを続けてきたのはRECKなんだけど・・
まあ仕方ないのか。

ANIMAL COLLECTIVE@WHITE STAGE
もっとポップなのを期待してたんだけど、そうでもなかったような。

WEEZER@GREEN STAGE
リーヴァスが日本語しゃべりまくりのゆるいステージで
トリなのに全く貫禄がない。
後頭部が禿げてきてるし。
君が代まで歌っていたが、
後で思い出したけどこの人、日本人と結婚したんだっけ?
なんか、面白いステージではあったけど、
もっとたくさん曲をやってほしかったな。


埋火@苗場食堂
エフェクターの調子が悪いとかで演奏時間が短くなってしまい
かわいそうだった。
しかし、とても好感の持てる演奏だった。
ヴェルヴェットのride into the sunの日本語カバーがよかった。
ヴェルヴェットの曲やってる人はなんか信用できる。
 
neco眠る@苗場食堂
ダブバンドって聞いてたんだけど、全然ダブに聴こえない。
でも、人懐っこい独特のメロディーがなかなかいい。
寿町夏祭りでもいけそうな感じ。
このバンドは人気があった。

2008年7月29日

FUJIROCK08 memo


去年、友達と行って楽しかったので、調子に乗って今年も参加してきた。
今回はなるべく詳しくメモっとこうと思う。


24日(前夜祭) :テントの場所取りのため、去年より早く行ったが ほとんど混み具合は変わらず、去年と3メートルくらいしか差のない場所にテントを張った。友人が新しいテントを買ってくれたため今回は窓&前室付きにレベルアップ。 その分、組立は面倒だった。
18時、会場オープン。 前夜祭の出演者は当日発表なのだけど石野卓球とBRAHMAN以外は知らない人で 結局、卓球を少し見ただけ。あとはオアシスエリアで飲んだり食ったり盆踊りしたりで過ごす。
友人は盆踊りやぐらの大食い大会に出れなかったのを悔しがっていた。(何しにきたんだ・・) トイレに入ってるときにマイブラのリハーサルらしき音が少し聴こえた。


25日(1日目) :晴れ。太陽が昇ると暑さで強制的に起こされる。 今年はとにかくたくさん見たいので、風呂を会場近くの旅館で午前中に済ませントに戻る回数も最低限にする。なので午前中の出演者は見られないが午後は気楽になれる。
最初はレッドマーキーでミッドナイト・ジャガーノーツという知らないグループを見た後グリーンステージにてプレシデンツ・オブ・USAを座って見る。このバンドは高校の頃よく聴いてので懐かしい曲があった。
ホワイトステージでジェイミー・リデル、アヴァロンで多和田えみ、ホワイトに戻ってケイトナッシュ、ヘブンでジェイソン・フォークナー、オレンジコートでオゾマトリをちょこちょこと見る。
この時点で携帯がおかしくなり、友人と連絡が取れなくなって困った。充電がうまくいかない。充電器の電池を換えたらなんとかなるだろうか?会場広いから携帯は必要だ。考えてみると、フジロックの歴史は携帯電話の普及とほぼ同時期なんだよね。
ヘブンに戻って、楽しみにしていたマイス・パレード。ジャンル分けすると音響系とかになりそうだが、ただのコジャレた音楽ではなく、熱いものが感じられた。このライブは素晴らしかった。夕暮れ時にも合ってた。
コンビニまで歩いて、電池を買う。これで充電してみたら、なんとか直った。でも、僕の携帯はもう寿命なのだろう。
友人と再会し、食べたりしてから一緒にグリーンステージへ。この日のトリのマイ・ブラッディ・バレンタインは二人とも好きで、今回の目玉だった。17年ぶりの来日とのことで、ニュー・オーダーみたいに普通のオッサンになってたらやだね~、などと話していたが、ルックスはあまり変わりなし。メンバーはほとんど動かず無表情でひたすら演奏。ラストはメロディのない轟音が20分くらい続き、 友人は「付き合い切れねえ」と言ってオレンジに行ってしまった。 もっとたくさん曲をやってほしかったがやっぱりマイブラはよかった。
この後、ホワイトでやってたブーツイー・コリンズを少し見たがマイブラの後にこの世界に切り替えるのはきつい・・。結局、僕もオレンジの電気グルーヴを見に行く。マイブラ見た人達が続々流れ込み、入場規制の可能性もあったがギリギリで入れた。電気終了直後、DJがポニョの歌をかけて、場内が沸く。僕はテレビをほとんど見ないから、初めて聞いたのだけど、これすごい耳に残るね・・。

26日(2日目):この日も暑さで起きる。隣りのテントの外人がアコギを弾いていて、これがすごくて感動してしまった。ツェッペリンの「ゴナ・リーブ・ユー」やクリームの「サンシャイン・オブ・ラブ」などギター弾く人には定番の曲なのだけど。僕も「ゴナ・リーブ・ユー」をヘタクソながら弾いていたことがあるので、余計にすごく感じた。変に力が入っていない。途中から、さらに隣りのテントの人が缶を叩いて合奏していた。いい光景だった。
この日はレッドマーキーのゴティエからスタート。・・のつもりが、3曲くらいで立っているのがしんどくなって後ろで座って寝てしまった。寝不足だった。結構いい曲を書く人だと思うんだけど・・。目が覚めると、ロジャー・ジョセフ・マニングJRが始まった。昨日のジェイソン・フォークナーと同じ元ジェリー・フィッシュだがこっちの方がポップで親しみやすい。
グリーンでエイジアン・ダブ・ファウンデーション、アヴァロンでトクマルシューゴ、ホワイトでズートンズ、グリーンでクロマニヨンズを少しずつ見ながら移動。再びマーキーに戻って、目当てだったトリッキーを見る。最初がキュアーの「ラブキャッツ」のカバーで嬉しかった。トリッキーはどこかニューウェイブと繋がってるところがいい。クールな印象の人だったが、ライブでは結構暴れていたのが印象的だった。
友人と合流し、グリーンでプライマル・スクリームを見始めるが、なんかいまいちノれない。ちょっと明るすぎる。このバンドのテクノ系の曲は好きなのだけどやりそうな気配がないので、オレンジに移動しマーク・スチュワートを見る。こっちはかっこよかったが、客が少ない。
続いて、スパークス。変態っぽい・・。ベテランバンドだが、変な音楽に慣れている僕達の世代が聴いても相当に変だと思う。オアシスエリアの掲示板に似顔絵が描いてあった。
結局グリーンのトリのアンダーワールドはパス。


27日(3日目):まずグリーンでジェイソン・ムラーズを見る。最初はジャック・ジョンソンみたいであまり好きじゃない感じに聞こえたがずっと聞いてたら、メロディがいいなと思った。「思い出のサマーブリーズ」のカバーもやってた。
ヘブンでシーシック・スティーブ、アヴァロンでジャネット・クラインを見る。雨が降ってきた。ホワイトでフューチャー・ヘッズ、グリーンでベン・フォールズをちょっとずつ見てからレッドマーキーで目当てのゴー!チームを見る。00年代の新人の中では突出してると個人的に思う。
レッドマーキーは唯一の屋内ステージなので雨が降っても大丈夫・・だと思っていたが甘かった。一時的にものすごい豪雨となり浸水。足が水びたしになった。それでもライブはすごい盛り上がりだった。外に出ると泥沼状態。マーキーでは次にビートクルセイダーズが登場し、僕も見たかったが、雨と寒さで疲れた上に人が多すぎたので諦めた。ビークルみたいな人気バンドは、もっと大きいステージでやるべきだと思うんだけど。
ホワイトでブリーダーズを見る。かっこいい。最初から見られなくて残念。ビートルズの「ハピネス・イズ・ザ・ウォームガン」もやってた。
ヘブンでリー・ペリーを少し聴いてからホワイトに戻ってゆらゆら帝国を観る。これはもう完璧で、今回一番良かった。テクノ好きの友人も大絶賛。どこがどう凄かったかうまく言えないけど、世界中探してもこういうバンドはいないと思う。
友人と飲んだりして、結局、清志郎の代打のプライマルは見なかった。
11時からマーキーでネオン・ネオンを最初から最後まで見る。そして最後はクリスタルテントでシーナ&ロケッツを少しだけ。なんでこの時間のこんな小さいステージに大御所が出るんだろう。本人達の希望なのかな?

以上で3日間が終了。 去年のキュアーのような大本命はいなかったけど、友人のおかげもあって十分に音楽と自然を楽しめた。

おしまい




2007年8月28日

寿町フリーコンサート



知る人ぞ知る寿町フリーコンサートに12日、行ってきた。

これは毎年やってる無料の野外イベントで
5年前に初めて行った時の衝撃が忘れられない。

寿町は横浜にある、いわゆるドヤ街。
日雇い労働者がいっぱいいる普段は行く機会のない場所だ。
すぐ近くに中華街があるけど
そういう一般的な横浜のイメージとは正反対。

そんな場所で、外部からやってきた客と
労働者のおっちゃんたちが一緒になって踊る。
本当の意味のお祭りを感じた。

今年はフジロックに初めて行ったけど
巨大なフェスばかりが良いわけじゃない。

ちなみに出演者が6組中2組
(「ソウルフラワーモノノケサミット」と「寿」)
今年のフジロックと重複していたから
音楽性もかなりのものだ。
強いて言うなら、酒に合う音楽が多い感じかな?

HPに載ってる過去の出演者一覧が興味深い。
じゃがたら、ボ・ガンボス、渋さ知らズ、友部正人、渚ようこ等、
まぁこれも「知る人ぞ知る」なのかもしれないけど
すごいラインナップだ。

でも、全然知らずに見たバンドが気に入ることもある。
数年前にここで知ったマーガレット・ズロースというバンドが
好きなんだけど今年は出なかったから残念!

住居のある町の中にギリギリでステージを作っているので
興味のない住人にとっては迷惑だろうな、とも思う。
今年は以前と比べどことなく雰囲気の変化も感じたし
考えさせられる部分もあった。

でも29年も続いてるこのコンサート。
これをきっかけに大事な何かを発見した人は
きっと多いと思う。

近くに住んでるけど行ったことない人は
ぜひ行ってみてほしいです。

※撮影禁止だったため、会場の写真はナシです。

2007年8月3日

FUJI ROCK FESTIVAL 07



フジロックに初めて行った。

雨は殆ど降らず、4泊5日のテント生活もなんとかなり
友人と二人で盛り上がる。

僕の一番の目的は
23年振りに来日したキュアーで初日のトリ。

自分は当然見るのは初めてだけど
23年間待っていた人もいるんだからスゴイ。
そんなわけファンの年齢層には偏りがなかった。

ベスト盤的な選曲に
僕がいた前方の客席は大合唱だった。
ニューウェイブの暗いバンドというイメージもあるがけど
実際はとてもポップなバンドだというのを再認識。

前にいたから後方がどんな感じだったのかは分からないけど。

実は前夜祭の日、
立入禁止だったグリーンステージから
キュアーのリハの音が聞こえてきて、ドキッとさせられた。
ほとんど見えないのに、はるか離れたフェンスの前に
ファンが集まる。
最近のライブでは滅多にやらない”KYOTO SONG”が
聞こえてきたときは感動してしまった。

また来て欲しいけど無理かなぁ。
キュアーを来日させたフジの力はすごい。

フジロックはもう11年目。
普段はなかなか見られないミュージシャンを
3日間、自然に囲まれながら見放題という環境は
10年前までは想像できなかったことだと思う。
それがすっかり日本で定着したのはすごい進歩だ。

キュアー以外に見たのは
ブロンドレッドヘッド(これも最高)、マニーマーク、
サンボマスター、少年ナイフ、リリーアレン、!!!、
イギーポップ、ヴィンセントギャロ、エレクトラレーン、
toe、ジョスストーン、ほか名前を知らないバンド多数。
森の中のミラーボール等、ステージ以外の演出も面白かった。

フリクションやバトルズを見逃したのは悔しいいけど
なんだかんだで会場全体の開放的な雰囲気を
楽しんだので今回はよしとしよう。