ポルトガルの映画監督、ペドロ・コスタのスクラップブックを再現したもの。
彼のことはほとんど知らないのだが、本屋でペラペラ見てたらグッときた。
手帳に張り込まれた写真や手書きの文章は何かを作っている未完成の段階の楽しさを思い出させてくれる。
質素な緑色の表紙は、実際のノートの表紙そのままということだろう。
大竹伸朗の初期のスクラップブックにも近いものも感じた。
長編2作目にあたる「溶岩の家」(1994年)を撮影するにあたって作られたものだそうだが、ファン以外でもこういうの好きな人いると思うな。
美蔦堂による独自の製本で限定800部!
実はペドロ・コスタに関しては「何も変えてはならない」(2010年)という作品を公開時に観たことがある。
8月の猛暑の時期の涼しい映画館だったせいもあり半分くらい寝てしまったのだが、断片は不思議と記憶に残っている。
シネマトリックスのHP
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