2012年11月11日
Strings Of Consciousness/最近の音楽から
Tumblrネタばかりでマンネリ化しているので、久々に音楽の話を。
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エレクトロニカとかシューゲイザーとかいう括りで紹介される音楽って、完成度が比較的高い反面、新鮮味がなく小ぎれいにまとまりすぎなものが多い。シャレているけどヤバさがない。嫌いじゃないけどあえて聴くほどの魅力がないんだな。
電子音だけでは生み出せない不安定な要素がほしい。かと言ってノイズの垂れ流しよりは、ほどほどにメロディーがあって、ギター以外の楽器も使ってくれるのが望ましい。
過去の音源を聴くのもいいが、新譜を体験したい。
このかなり偏った僕の要望に応えてくれるグループをやっと見つけた。
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Strings Of Consciousnessという名のグループ。
Philippe Petitという人物が中心のフランスの大所帯バンドだそうだ。
ニューウェイブやフリージャズの要素を感じさせるアヴァンギャルドな5曲入り(最後の曲は20分近い)だが、ちゃんと歌がありメロディーがある。
特に一曲目の女性の声の曲に引き込まれた。
で、後からわかったのだが、ゲストボーカル陣が超豪華!
2曲目はカレント93のAndria Degens。
3曲目はワイアーのGraham Lewis。
4曲目はスロッビング・グリッスルのCosey Fanni Tutti 。
5曲目はリディア・ランチ 。
この異常な面子はわかる人にはわかるはず。
(ちなみに1曲目はJulie Christmas というシンガーで、知らなかったけどハードロック方面の人?)
中心人物のPhilippe Petitは別のユニットでも活動しているが、本作はStrings Of Consciousnessとしての三部作の中の第二弾だとか。
via : can club
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このアルバムは個人サイトを通して知った。
今までは雑誌やラジオやレコード店で情報を仕入れてきたけど、もうそれだけじゃダメなんだなと本気で思った。
ネットを使って自力で探さないと。
自分の好みの偏りのせいもあるけど、時代が変わったんだな。
かつて定期購読するくらい頼りにしてきたミュージックマガジンのていたらくも時代のせいで、ああしないと売上がどうにもならないのだろう。
(一年前に買うのやめたけど、もっと早くやめればよかった 笑)
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