2012年10月4日
スマパン「メランコリー」のジャケ話
スマッシング・パンプキンズの代表作「メランコリーそして終わりのない悲しみ」のデラックス盤が出るので、またもジャケットの話。
1995年に出た本作のオリジナルはこんなアートワーク(↓)だったが、
このモチーフを中心として新装版ではイメージが増幅しているのが面白い。
おそらく今回新たに描き足されたものだと思うんだけど、背景の宇宙がヒントになったのだろうか?
オリジナルのアートワークについて調べたところ、星から飛び出した女性はジョン・クレイグという人によるイラストで、古典を元にしている。
頭部はグルーズ(jean-baptiste greuze)の"fidelity"から、胴体はラファエロ・サンティ(Raffaello Santi)の"Saint Catherine of Alexandria"から来ているらしい。
今回は調べるのがいつになく大変だった(笑)
新装版で追加されたモチーフについては分からないのでもし分かったら追記したいけど、これは描いたのではなくコラージュなのかな?
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ところでスマパンの音楽にはボックスが欲しくなるほどの強い思い入れがない。
1995年に2枚組でオリジナルが出たときのことは憶えているけど、洋楽を聴き始めたばかりの高校生に2枚組は手ごわくてスルーしてしまったのだ。
後にキュアーとかにハマってからスマパンもその系譜にあることに気づき、リアルタイムで聴かなかったことを後悔したもんだ。
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なお、デラックス盤は3つの形態でのリリース。
最近そういうの多いね。
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