Serge Nazarieff (セルジュ・ナザリエフ)は19世紀から20世紀初頭にかけてのヌード写真のコレクター。
この本は2枚の写真から立体的な視覚を生み出す、いわゆるステレオ写真を収録したものだそうだ。
あれって専用の道具を使わなくても、それぞれの目でそれぞれの写真を見ることで立体視が可能だと聞くのだけど、僕はうまくできたた試しがないんだよな(笑)
それはともかく、こんな古い時代に立体写真でしかもヌードって夢があって素敵だ。
何かを作る人に憧れるのと同様に、ほぼ未知の領域を蒐集・紹介するナザリエフのような人にもわくわくさせられる。
ネット時代に入ってそれに近いことが素人でもやりやすくなって楽しいけど、逆にネット上にないものは見過ごされがちでもある。
都築響一さんのように自分の足を使うことも忘れないようにしないとね。
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