最近見かけたので新刊かと思ったら去年に出たものだった。
デビューした頃から彼女の絵は好きで、本書はスケッチ原画をまとめたもの。
ただでさえ夢の中にいるような作品のさらに前段階なので、輪をかけて夢っぽく感じる。
造本がなかなかシャレていて、表だけがツルツルしている半紙のような極薄の紙。
これの片面のみに印刷が施されていて、カレンダーのように捲り上げる形で進む。
未完成の淡いイメージがこの薄い紙に合っていて、ぼんやりとした夢の束に触れているみたいだ。
触感はネットでは分からない魅力だね。
画像では見えないけど、本の角が丸くカットされているのもかわいい。
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