ポスターハリスギャラリーで「寺山修司幻想写真館-犬神家の人々」を観てきた。
なぜか円山町のホテル街にあるこのギャラリーはなかなか個性的で、過去には谷敦志、恒松正敏、甲秀樹、市場大介、空中線書局などの展示も行っている。
そんな中でも寺山修司は超有名人だけど、様々な顔を持つ彼の写真家としての側面をじっくり見られるのは結構貴重かもしれない。
白黒写真に着色して切手や手書き文を重ねた「偽絵葉書シリーズ」や、「実在しない怪奇映画のスチール写真」等々、遊び心があって楽しい。
写真に登場する人達も耽美な一方、どこか笑える要素がある。
9月2日まで。
入場料500円だけど、今年の初めに見た万有引力の公演「奴婢訓」(寺山作品)のチケットを持ってったら無料にしてもらえた。
ポスターハリスギャラリーHP
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上の画像の本は2008年刊の写真集。祖父江慎による造本も素晴らしい。
下の「仮面画報」もビジュアル多めだけど、図鑑のように情報が凝縮されていて、上の写真集とは性格の違った内容。
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