2011年10月31日
追悼 バート・ヤンシュ
ギタリストのバート・ヤンシュが今月亡くなった。67歳。
英国トラッドロックのグループ、ペンタングルのメンバー。
ニール・ヤング曰く「アコースティックのジミヘン」。
もう10年以上前にアコースティックギターに挑戦していた時期があって、無謀にも彼の曲をコピーしようとした思い出がある。
ボブ・ディランが今70歳だけど、バートにもまだまだ弾いてほしかった…。
大体ギター少年というのはエレキをやってる子が多いから、こんなギタリストは知りもしないだろう。
フォーク派だったとしてもバート・ヤンシュはかなり渋い存在かも。
けど彼のときに激しいつまびきはロックを感じさせる。
トラディショナルに関心をもつきっかけにもなった。
バート・ヤンシュを知ったのは、レッド・ツェッペリンのBlack Mountain Sideという曲の元ネタであるBlack Water Sideという曲をやってる人だったからだ。
ぼくは結局ギターがあまり上達せずにやめてしまって、表現手段を絵に変えて現在に至る。
ギターやめてからはバートのソロよりもペンタングルをよく聴いてたけど、もう再結成できないなぁ。
2011年10月13日
マリアの心臓 閉館
マリアの心臓が23日で閉館してしまうので、先週行ってきた。
マリアの心臓は、渋谷の地下にある人形博物館。
天野可淡の作品が日本で唯一観られる他、
清水真理や恋月姫などの人気作家の作品から
昔の市松人形やフランス人形までが所狭しと並んでいる。
濃すぎて好き嫌いは分かれると思うけど、
とても渋谷とは思えない異空間にはまる人ははまったはず。
マリリン・マンソンやティム・バートンが来たこともあるらしい。
ぼくは頻繁に通うほどのファンではなかったけど
07年に初めて入って衝撃を受けて以来何度か足を運んだ。
行く度に自分の感性を鍛えられるような思いだった。
それぞれの人形がすばらしいのはもちろんだけど
コレクションするという行為も立派な表現だと思った。
人形はこれからもどこかで見る機会があるかもしれないけど、
あの空間はもう再現されないだろうな。
本当に残念・・!ありがとうございました。
(画像は天野可淡の作品集。実物はすごかった!)
2011年10月3日
this mortal coil - box
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