2009年7月31日

フジロック09

■ 7/23(前夜祭) 
3回目ということで、緊張感薄れ気味ながらも
12時前には越後湯沢着。
今回は道から離れた場所にテントを張る。
やや傾斜があるが通行人の音がしないので寝るときはわりと静か。


Räfven@RED MARQUEE
前夜祭のオープニング。バンド名はレイヴェンと読む。
バイオリンやアコーディオンなどで構成された楽団で
サーカス小屋で演奏してるみたいなイメージ。
こういうロックじゃない音楽が一番フジロックらしい。
聴きようによっては歌謡曲的なメロディで、気に入った。
この人たちはなんとメインの3日全てに登場。
ラジオの公開生放送やサイン会にも出ており
会期中、何度か姿を見かけた。
すごい仕事ぶりだ。
これだけ最後まで観て、あとは適当に過ごす。
ときどき雨。

■ 7/24(1日目)
ほぼ一日雨で鍛えられた。
 
M83@RED MARQUEE
今回目当てのひとつのフランスのシューゲイザー。
メロディがとにかくきれい。
暗い曲と明るい曲が交互に出てきてメリハリがあってよい。
マイブラの二番煎じなバンドが多いが、これは
うまいこと進化してる気がする。
 
LILY ALLEN@GREEN STAGE
ちょこっとだけ見た。
すごい売れてるけどイギリスっぽくなく、独特な立ち位置で
好感が持てるなあこの人。
 
CHARA@WHITE STAGE
移動中に眺める感じで見る。
最近は存在感ないような印象だったけど、ものすごい人気だった。
 
PATTI SMITH@GREEN STAGE
すごい存在感。「南十字星の下で」の演奏前に
マイケル・ジャクソンに捧げる、みたいなこと言ってたのが意外だった。 
 
TORTOISE@FIELD OF HEAVEN
ちゃんと聞いたことがなかったんだけど、音にエッジがありかっこいい。
ある形がいつの間にか別の形に変形していくような不思議な流れ。
トリでもないのにアンコールをやってた。
 
GONG@ORANGE COURT
名前しか知らなかったが結成40年になるらしいプログレサイケバンド。
宇宙を想起させるようなサウンドが
雨でほとんど田んぼ状態のオレンジコートに響く。
泥沼もあるレベルを超えるとどうでもよくなってくる。
ちなみに、ここで深夜行われる予定だった「オールナイトフジ」は
中止。出演者かわいそう。
 
クラムボン@FIELD OF HEAVEN
最初の方を少し見た。
いいんだけど晴れた日に座って聞きたい感じだなこれは・・。
 
OASIS@GREEN STAGE
さすがの人気と貫禄で、これほどトリに似合ってるバンドはない。
最後まで見ると帰りが大変なことになるので5曲くらいで退散した。
余力を残しておかないと!

■ 7/25(2日目)
一転して晴れ。夕方曇る。



SEUN KUTI & EGYPT 80@GREEN STAGE
最後の一曲しか見られず残念。
こういうアフリカの人が出てきたりするのはフジロックらしい。
 
オニ(あふりらんぽ)@GYPSY AVALON
おふりあんぽとは全然違うアコギの弾き語り。
終了後に友人が買ったCDRの盤面の絵は
本人の手書きと思われる。いいなこういうの。

BEN HARPER@GREEN STAGE
アコースティックの曲も聞きたかったけど途中で移動。
 
BRIGHT EYES@RED MARQUEE
ちょっと今の気分にはおとなしすぎたかな。
 
忌野清志郎 スペシャル・メッセージ・オーケストラ@GREEN STAGE
いろんなミュージシャンが交替で登場する企画もの。
確認程度のつもりだったけどこれかなりよかった。
ファンでなくともさすがにちょっと切ないな・・。
最後まで見たかったけど、ダイナソー見るために途中抜け。
 
DINOSAUR JR.@RED MARQUEE
今回最大の目当て。
out there ~ feel tha pain ~ wagon の3連発の盛り上がりがすごかった。
こういうライブをもっと体験したいと思う。
女の子ファンも意外といるんだな~。
 
FRANZ FERDINAND@GREEN STAGE
最初から見たかったが、ダイナソーと少し被ってしまった。
前から好きだったけど、やっぱり良い!
若手がトリをやるのはきついんじゃないかなと思っていたけど
曲の多彩さ、ポップさにすっかり惹きつけられた。
 
■ 7/26(3日目)
降ったり晴れたりの変な天気。
初めてSTONED CIRCLEにも行ってみた。
ここは今までパスしてたけど、いろいろ遊べて楽しかった。


JUANA MOLINA@ORANGE COURT
最後の方しか見られなかったけど
楽器をその場で録音して重ねていく上に
歌も歌う面白いライブだった。
CDで聴いたイメージがだいぶ変わった。
 
サニーデイ・サービス@FIELD OF HEAVEN
人多すぎ!やっぱいい曲ばかり。
新曲もやってたので、再結成後も前向きな様子。

FRICTION@RED MARQUEE
現在の編成はベースとドラムだけ。
FRICTIONが大好きというわけでもなかったのだけど
まったく途切れない二人の集中力に引き込まれてしまった。
それにしても中村達也がすごい人気。
30年バンドを続けてきたのはRECKなんだけど・・
まあ仕方ないのか。

ANIMAL COLLECTIVE@WHITE STAGE
もっとポップなのを期待してたんだけど、そうでもなかったような。

WEEZER@GREEN STAGE
リーヴァスが日本語しゃべりまくりのゆるいステージで
トリなのに全く貫禄がない。
後頭部が禿げてきてるし。
君が代まで歌っていたが、
後で思い出したけどこの人、日本人と結婚したんだっけ?
なんか、面白いステージではあったけど、
もっとたくさん曲をやってほしかったな。


埋火@苗場食堂
エフェクターの調子が悪いとかで演奏時間が短くなってしまい
かわいそうだった。
しかし、とても好感の持てる演奏だった。
ヴェルヴェットのride into the sunの日本語カバーがよかった。
ヴェルヴェットの曲やってる人はなんか信用できる。
 
neco眠る@苗場食堂
ダブバンドって聞いてたんだけど、全然ダブに聴こえない。
でも、人懐っこい独特のメロディーがなかなかいい。
寿町夏祭りでもいけそうな感じ。
このバンドは人気があった。